もっといいガーベラを
作りたい。
毎日それだけを
考えながら
仕事をしています。

和歌山県南紀白浜の温暖な気候と強い日差しを利用して、 年中元気なガーベラを生産しています。
パイプハウス、エフクリーンの温室、ガラスの温室などそれぞれの環境に合わせて最適な品種を選んで育てています。
季節の移り変わりやその日の天気の状態などを見て、換気や遮光や灌水を管理しています。
ガーベラの鮮度を保つために、朝は10 時までに採花をし終え殺菌剤が入った水につけそのままキャップと調整作業を行っていきます。
調整し終えたガーベラは、15℃以下に保った冷蔵庫で出荷の直前まで保管しています。

ビジョン

ビジョン

ビジョン

ガーベラを栽培することで、白浜からガーベラを発信し、ガーベラと言えばガーベラファーム西浦の元気なガーベラと言っていただけるように日々観察と改善を繰り返しています。

毎年売り上げをアップさせその利益をさらにガーベラに再投資することにより誰が切ってもL の品質を目指しています。そうすることで、さらなる作業の効率化やロス花の削減、一緒に働いてくれているスタッフの労働環境を整えることができ、品質を落とさずに規模拡大ができると考えています。

当農園のガーベラを買っていただいたお客様全員が笑顔になる立派なガーベラを作っていきたいと思っております。

ミッション

ミッション

ミッション

ガーベラを見て、このお花の名前は何? と聞かれることが多いです。
ガーベラをもっと広めて切り花でユリ、バラ、キク、カーネーションの次にガーベラが出てくる位に知名度を上げたいです。花瓶を持っていない方も多いと聞きますが、お手頃価格のガーベラを買って、普段の日常生活で気軽に花を飾って楽しんで頂きたいです。

30年以上続けてきたガーベラ栽培の経験により、温室やパイプハウスなど数カ所に分かれている施設に合った品種を厳選して栽培しています。
2015年位からデュメンオレンジジャパン株式会社様からの試作苗を栽培し、次の年の品種の選定に活用しています。
100品種以上の中から白浜の強い日差しと暑い夏に耐えられる品種をを常に探しています。
スタッフ全員が完璧に選別作業をこなせるように、新人研修はしっかりと行っています。

採花

採花

花を1本ずつ切っていくのですが、その時に2LとLと規格外を分けながら切ります。採花した花は、殺菌剤入りの水に浸けて水揚げします。品種によっては、水が下がらないように、茎のすそを切って水揚げします。
花びらを傷ませないように、細心の注意を払いながら丁寧に切っています。特に雨の日や、冬場などは花びらが傷みやすいので、気が抜けません。
花の切り前は、季節ごとに変えていきます。4 月の半ば~夏場は花の咲くスピードが早いので、ちょっと若い花を切ります。11 月頃からは花の咲くスピードが遅くなってくるので、ちょうど良い咲き具合の花を切ります。季節ごとにスタッフと花の切り前を共有します。
採花のプロフェッショナルになると、花を見ただけで茎の太さがわかるようになります。

ガーベラファーム
西浦の規格

花のシミや奇形、虫食いなどは採花段階で選別をしておきます。

 

茎の長さ

茎の太さ

花の大きさ

その他

2L

茎の長さ

50㎝以上

茎の太さ

5㎜以上

花の大きさ

その他

この条件でも茎が曲がっているものは、Lの規格に落とします。

L

茎の長さ

40~60㎝程度

茎の太さ

4㎜~5㎜

花の大きさ

中~大

その他

茎の曲がりのLは、60㎝にカットします。

M

茎の長さ

30~40㎝程度

茎の太さ

4㎜以上

花の大きさ

小~中

その他

ほぼ規格外なので、注文のある時しか出荷しません。直売所用です。

規格外

茎の長さ

茎の太さ

花の大きさ

その他

曲がりすぎ 細過ぎ 奇形 虫食いなど

調整作業

調整作業

早く綺麗にをモットーに作業をしています。
岐阜のエジソン高橋さんが作ったキャップマシーン、隼(はやぶさ)を6台導入しました。
5台は小輪用、1台は大輪用です。1本ずつ品質を確認しながらキャップマシーンに通して行きます。
キャップをかける時は、花びらが取れないように気をつかっています。
キャップ機に花を通す瞬間に手で花を包んで傷まないようにしています。
花の長さをキッチリそろえて、スリーブをかけた時に花がまっすぐなるように気をつけています。

栽培

栽培

ガーベラは凄くデリケートな植物です。温度、水の量、光の強さ、湿度などバランスが崩れてしまうと、一気に弱ってしまいます。 一度弱って調子が悪くなってしまうと、元に戻るまでに2ヶ月以上かかるか、最悪の状態になるとそのまま枯れてしまいます。
特に、夏から秋、秋から冬の管理がめちゃくちゃ難しいです。毎日花を切って見ているのですが、葉っぱに何が元気が無いと感じた時にはもう手遅れの場合が多いです。

気候がいい時期は、虫やダニが発生します。虫、ダニ を目指して農薬散布をしています。
農薬は1列ずつ通路を歩いて、葉っぱの裏側にもかかるように凄い圧でかけていきます。高圧で虫を吹っ飛ばす勢いです。
スタッフは虫の発生初期に報告できるよう、花を切りながら葉っぱも見ながら採花作業をしています。虫、病気を確認したら、すぐに農薬散布担当者に報告します。ハダニ・虫・病気ゼロを目指して農薬をかけていますが、なかなか思い通りにはいきません。